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400年に及ぶ城下町、松本市。城の南にはその昔、酒造業や呉服などの問屋が軒を並べ、中町として栄えました。真ん中を抜ける善光寺街道(北国街道西街道)は、ここから北へ約80キロ、善光寺へと進みます。
中町は江戸末期から明治時代にかけて再三、大火に見舞われたため、商人たちの知恵で「なまこ壁の蔵」が造られました。白と黒のデザインによる土蔵造りの家は、今も中町付近に多数残り、城下町の雰囲気を漂わせています。
またかつて問屋だった店は、現在は民芸・工芸などの店に変わり、観光客でにぎわっています。
10月初めに行われる市内一の祭典「神道祭」も、ここならでは。蔵の町に勇壮な山車が10数台並び、町中が祭りムードに湧きます。
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松本からタクシーで1時間、乗鞍高原に隣接する一ノ瀬牧場には、早春から夏にかけて山野草や高山植物が群生します。5月に入るとミズバショウとザゼン草、6月にはレンゲツツジ、7月にはマツムシ草をはじめ百花繚乱。カメラ片手にゆっくりお越しください。
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全国に名高い信州そばのなかでも、絶品の「とうじそば(1500円)」を楽しませてくれるのが、そば処「野麦路」です。
食べ方は、そばを手かごに入れ、鉄鍋に煮立っている具だくさんの汁に数秒浸し、汁や具と一緒に器に盛っていただきます。そば通もうなること間違いなしのおいしさ。ぜひご賞味ください。
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