
本社前にズラリと並ぶオースチン。購入したばかりの新車両で、もちろんガソリン車です。
戦争でガソリン使用が禁止されていたため、このころまでは木炭などの代用燃料で走る「代燃車」や、電気自動車がもっぱら活躍していました。
しかし昭和25年にガソリン車の生産が再開され、名タクでは26年に初めて国産ガソリン車を購入。この後、現地組み立て方式(ノックダウン)のルノーやオースチンがどんどん登場してきました。
27年当時のタクシー保有台数は150台。運賃は中型車で初乗りが2km100円ほど。
29年には、1.8km80円と、値下げが行われています。これは特需景気に沸くなかでタクシー業者が乱立し、競争が激化したためといわれています。
愛蔵写真を大募集!
皆さんのお宅に、名タク車両の映った懐かしの写真はありませんか。もしお持ちなら、当社までお送りください。このコーナーに掲載させていただいた方には、薄謝を進呈いたします。 |
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