
県下を走る名鉄タクシーグループの車両が統一されたのは、昭和39年のことです。杉本健吉画伯によるデザインで、屋根はエメラルドグリーン、ほかの部分はアイボリーホワイトのツートンカラーに決定。社名灯も名タクのマークのひし形に統一されました。実際に統一が完了したのは2、3年後のことです。
写真は名古屋城をバックに、お正月の飾りをつけた名タク車両と女子社員。車両と社名灯が新しくなった最初の写真です。
昭和30年代後半は名鉄グループに入るタクシー会社が急増したころで、統一の対象になったのは県下21社、1148両のタクシーでした。
このときから現在まで、街を走るツートンの名タク車とひし形の社名灯は、名タクの「顔」として親しんでいただいています。
|
|