この記事は2001年3月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。

市内イベント情報

◆「生誕百十年 岸田劉生展」
4月1日まで。愛知県美術館。「麗子微笑」をはじめ、対象に肉迫して生命の本質を捕らえようと、写実絵画を追求した岸田劉生。日本の近代美術を語る上で欠くことのできない彼の生誕110年を記念して、重要文化財2点を含む代表的な油彩画、水彩・素描等約120点により、彼の芸術が持つダイナミックな変貌の過程をたどります。
10時から18時(金曜は20時まで)。月曜休館。観覧料一般1000円。TEL052・971・5511。

◆「異端児から巨匠への道 ルノアール展」
4月21日から6月24日。名古屋市美術館。「悲しい絵を一度も描かなかった唯一の偉大な画家」と称され世界中で愛されながら、その通俗性ゆえの誤解にもさらされたルノワール。創造の熱気と緊張に満ちた彼の黄金期に描かれた、日本初公開を含む作品約70点から、真のルノワール像をさぐります。
9時30分から17時(金曜は20時まで) 。月曜休館。観覧料一般1300円。TEL052・212・0001

◆「紅茶とヨーロッパ陶磁の流れ マイセン、セーヴルから現代のティー・セットまで」
3月31日から7月22日。名古屋ボストン美術館。東洋から西洋に渡ったお茶の普及とともに発展していったティー・ウェア(茶器)。本展では17世紀から現代にいたるティー・ウェア179点を紹介。
10時から17時(金曜は21時まで)。月曜休館。観覧料1200円。電話052・684・0101。

◆特別陳列「尾張徳川家の雛まつり」
4月8日まで。徳川美術館。明治から昭和にいたる尾張徳川家三代の婦人たちの豪華な雛飾りをはじめ、十四代慶勝の夫人、貞徳院矩姫が所持した数種の有職雛など120余点を展示します。京都・東山山麓、霊鑑寺に伝わる御所人形なども特別陳列します。
10時から17時。月曜休館(祝日の場合、翌日が休館日)。観覧料一般1200円。TEL052・935・6269。

◆第24回収蔵品展 高木繁氏収集「国芳 名古屋に伝わる幻の浮世絵コレクション」
4月21日から5月20日。名古屋市博物館。平成12年度に寄贈された浮世絵コレクションから、歌川国芳の武者絵や戯画を紹介します。
9時30分から17時。月曜・第4火曜休館。観覧料無料。入館料一般300円。TEL052・853・2655。

※催事は予定です。念のためお出掛けの際は、各主催者・会場にご確認ください。