この記事は2001年9月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。

ハイ!名タクです

配車センター窓口から 伊藤昌司 配車係(43)

 コンピュータに興味があって、パソコン通信はもうずっと前から。ホームページも5年くらい前に開設しました。で、コンピュータを扱える職場ならと、ここへ。もちろん業界最大手という信頼感もありましたよ。

 でもこんなに注文の電話が鳴りっぱなしとは。朝夕の他、雨や雪の日には傘代わりに使っていただくようで、電話を取り続けている状況です。でも呼んでも呼んでも、なかなか空車は見つからない。「今すぐ」というお客さまをお待たせしていると思うと、冷や汗がたらり‥。

 最近は高齢のお客さまも増え、電話口で言葉が聞き取れないことも。そんなときは相手方のペースに合わせ、ゆっくり確認するよう務めています。タクシーが高齢の方の足代わりになれると思うと、うれしいですね。

 勤務は朝8時半から翌朝8時半までの24時間で、途中交替で仮眠をとります。深夜0時を回ると電話はほとんど鳴らないし、乗務員も暇になるでしょ。無線からたまに歌が聞えてくることがあるんですよ、乗務員の。「もういくつ寝るとお正月?」とか。眠気覚ましなんでしょうね。

 昔から中国に興味があって、中国語も日常会話程度なら。日本語に不自由な方が配車されるときは、ご指名くださいね。

配車係歴2年10カ月。名古屋市出身。名古屋学院高校卒、名城大学中退後、アパレル関係の会社を経て98年、名鉄交通入社。