この記事は2002年3月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。

ハイ!名タクです

配車係から 勝野 敦配車係(43)

 子供のときから熱烈ドラファン。「少年ドラゴンズ」にも入ってたんです。ドラファンの養成組織ですね。で、ドラゴンズの帽子をかぶっては、外野席で大声張り上げて。

 配車センターの仕事について、初めてドラ選手から電話注文を受けたときは感激しました。シーズン中はよくあるんですよ。家からドームまでとか、ロードに出るときは駅や空港までとか。ギャラード選手やバンチ選手は英語だったけど、日本語が随分上手になりましたね。特にバンチ選手。明るく面白いし、見た印象そのまま。「頑張って」と言うと、「サンキュー!」って。

 人と話すのは嫌いじゃないけど、深夜勤務が辛いときも。疲れた、眠い、頭がボンヤリ‥ってときに限って、苦情の電話。つい応対が悪くなるときがあるかもしれない。これじゃプロとして半人前、とは分っているんだけど。ごめんなさい。

 お客さまにお願いしたいのは、街角などから配車をご注文されるとき。これ、僕たちは「途中待ち」と言うんですけど、場所がなかなか分らないときがあるんです。少しでも速くお迎えに上がるためにも、電話する前に目印を確認していただけたら。大きな建物や交差点の名前がいいですね。

配車係歴約2年。名古屋市出身。名城大学建築学科卒業後、家業手伝いを経て00年7月、名鉄交通入社。