この記事は2002年9月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。

名タクズームイン

【代行運転】

その酔い心地をお宅まで

 お客さまのお車を代わって運転し、お客さまはタクシーでお送りする代行運転。わが社をはじめ名鉄タクシーグループ3社では7月22日から、この新しいサービスを開始しました。6月1日から道路交通法が改正されたこともあり、マスコミなどで注目を集めています。

 代行運転のシステムはいたって簡単。タクシー配車と同じように飲食店などから電話やファックスでご注文をいただくと、タクシーに乗務員2人が乗ってお迎えに伺います。そこでお客さまはタクシーに、お客さまのお車はもう一人の乗務員が運転して、目的地までお送りするわけです。

 料金は、通常のタクシー料金プラス4400円(消費税、保険料を含む)。例えば3人でご利用いただけば、代行運転料金は、お一人わずか1500円の計算です。タクシーチケットでのお支払いももちろんOK。

 ただしご注意ください。ご利用できるのは、お迎え先が名古屋交通圏内の場合に限り、大型車やマイクロバス、外車、2輪車は対象外とさせていただきます。また人数は3名まで。お迎えにあがるまでには30分前後かかりますので、「待つ間にもう一杯いこか」と、余裕を持ってのご注文を。


 飲酒運転の罰則がぐんと重くなった改正道路交通法。 「乾杯のビール一杯で捕まって30万円とられた」 「同乗していたら飲酒幇助ほうじょで20万円とられた」 などなど、巷は今この話題でもちきり。 「ちょっとくらいなら」「見つからなければ」という考えを改めない限り、手痛い罰は避けられません。

 実際、代行運転をご利用いただいたあるお客さまは、検問で捕まった現場からのご注文でした。いわく「最初から代行を頼んでいれば、30万円払わなくて済んだのになあ」。

 いや、もし交通事故でも起こしていれば、30万円どころか、取り返しのつかない事態にもなります。

 飲む予定じゃなかったけど、成り行きで。飲む予定だったけど、それまで車が使いたかったから。そんなときの合言葉は「飲んだら代行」。夜の飲酒だけでなく、結婚式やゴルフ場で「つい一杯」の折にもぜひどうぞ。また運転中、急に気分が悪くなったりしたときなどにもご利用ください。

●代行運転のお申し込みは、名タク配車センター052・331・2211まで。24時間受付中です。