この記事は2002年9月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。
名タクドライバー
とっておきの店 |
本格四川料理と質の高い サービスが好評 中国 本格的な四川料理が、行き届いたサービスの中で味わえると評判なのが、瑞穂区石川橋の「川菜」。それもそのはずで、オーナーをはじめ、厨房、ホールで働くスタッフ全員が、かつて名古屋都ホテルの中華レストランで働いていたメンバーだ。 「ホテルと同様の味とサービス」をモットーに、料理には一切手を抜かず、しかも仕入れにはトコトンこだわって、お値打ちに提供しようと、全員がやる気満々。お客さまもホテル時代からの常連さんが多いほか、知らずに来て味からホテルを思い出してくれる人も…。 絶品と評価の高い陳麻婆豆腐(1700円)も健在だ。一般的な麻婆豆腐(1400円)もあるが、こちらは豚ミンチの代わりに牛ミンチを使い、山椒などを加えた辛口。「本場・中国四川省伝統の味です」と料理長の佐竹さん。佐竹さんは、日本に初めて四川料理を紹介した陳建民氏の孫弟子で、師の教え通り中華の基本を忠実に守りながら、自分ブランドの味をつくり上げている。 また四川というと辛いのイメージがあるが、ここは辛口料理から広東風にアレンジした辛さ控えめの料理までいろいろ。お昼には四品の料理からニ品をチョイスできるお得なランチ(1200円)もある。
名古屋市瑞穂区上山町1−16 |
アイデア料理と 細やかな心配りが魅力 居酒屋 居酒屋にもいろいろあるが、女性でも安心して行ける手軽な店が、中川区伏屋の居酒屋「2ちょう目」だ。オーナーでもあるママさんは、魚屋、マグロの卸、寿司屋、スナックと長年、飲食関係の仕事に携わってきた食のベテラン。魚類の仕入れはもちろん、食材を選ぶ目は確かで、しかも料理にはこだわりをもっている。 石焼ビビンバ(600円)、ナン(カレー付きで500円)、長崎ちゃんぽん(600円)などなど。居酒屋にしては異色のメニューが多く、そのほとんどがアイデアを凝らしたもの。「お客さまにおいしいといってもらうのが私の仕事。お客さまの満足そうな笑顔が私のやりがい」とママさん。 お客さまの好みに合わせて味付けを変えたり、あれが食べたいと言えば、翌日には必ず用意するなど、細やかな心配りもこの店ならではの特色だ。酒類では珍しい麦焼酎「壱岐」を用意。これを陶器の器に移すと、さらにおいしくなると聞いたため、手間はかかるが、いったん器に移してから一杯ずつ注いでいる。ちなみに4時という早い開店時間も、仕事が終わったらすぐ飲みたいという常連さんの声に応えたもの。 ランチタイムは中トロ丼(700円)が一番のお勧めだ。
名古屋市中川区伏屋二丁目1101 |