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「これからはウナギ一本で勝負」と、3代続いた老舗の魚屋から転身。18年前、西区中小田井にウナギ専門店「魚十」を開業したのが、4代目ご主人の酒井さんです。
「大型スーパーが次々に開店して、魚もスーパーで買う時代になったでしょう。そういう時代の到来を見越し、なおかつ腕に自信のあるものを、ということでウナギ屋を始めたんです」。
ウナギは魚屋でもスーパーでも手に入りますが、やはり専門店には専門店でしか味わえない味があります。同店のこだわりは、まず素材。魚屋時代に鍛えた目利きで、国産ウナギの中でも逸品にこだわります。
そしてタレと焼き。こちらも魚屋時代から工夫に工夫を重ねた秘伝のタレを使用し、炭火で丹念に焼き上げていきます。一般に串打ち3年、焼き一生といいますが、ご主人の姿勢はまさにその通り。仕入れたウナギをよりおいしく食べていただけるよう、肉質などによって微妙に焼き方を変えるのだとか。
こうして愛情いっぱいに焼き上げたウナギ。人気の「ひつまぶし」は1680円、「丼」は1417円から。ウナギが苦手な人のために「刺身定食」(1627円)も用意されています。
(推薦者/西営業基地・松井義正) |

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