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世界中に有名な観光リゾート都市・マイアミには、とにかく活気が満ちあふれています。フロリダ半島南端近くの海岸沿いには、なんと11キロにも及ぶ海水浴場が連なり、周囲にはホテル、別荘が林立。
浜辺を洗う波のように観光客が押し寄せますが、とくに最近はカリブ海クルーズを楽しむ日本人旅行者が増え続けていますね。
その旅行者の足といえば、もちろんタクシー。玄関口のマイアミ空港では、誘導係の指示に従って、タクシーの順番を待つ人たちの長い行列ができています。
こうしたタクシー乗り場があるのは空港と大型ショッピングモールの前だけ。ほかには設置してありません。
といってもタクシー利用はごく簡単ですからご心配なく。ヒルトンなど超一流ホテル前には、いつでも数台が待機しているし、他のホテルでもコンシェルジェやベルマンに頼めばすぐ手配してくれます。
レストランならウェートレスに頼めばいいし、繁華街なら日本流に手を挙げればOK。
タクシーは会社経営で、黄色の空港タクシー以外は色はさまざま。車種もセダンありミニバンありと多種多様です。ただ、中には観光都市の常として、行儀の悪い白タクもいますから用心は必要ですね。
むろん正規のドライバー氏なら問題なし。マイアミは数十万の人口の半分がスペイン系で、ラテン文化の色濃いエリア。ドライバーも陽気なラテン系が多く、スペイン語なまりの英語でおしゃべりしてくれます。服装もTシャツにジーンズと開放的、制服姿はほとんど見かけません。
言葉は別として、日本との大きな違いは、タクシーの助手席には乗せてくれないこと。だから乗客は通常3人が定員になるわけですね。それから荷物。市内のタクシーは、トランクにドライバー氏が私物をいっぱい詰め込んでいますから、あまり大荷物だと載せ切れないことも。
それからもう一つ重要なアドバイス。くれぐれも忘れ物をしないこと。車内の忘れ物はカリブの海に放り込んだのと同じ結果になりますから(笑)。
最後にタクシー以外のおすすめを。市内を巡るメトロムーバー(無人電動車両)はビルの3階の高さにレールがあり、便利な上に街の風景も楽しめます。
マイアミは今ストーンクラブの解禁時期。絶品の蟹料理を味わいに、ぜひ訪れてください。
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【マイアミのタクシー料金】
メーターは初乗り1マイルが1.75ドル、以後4分の1マイルごとに25セントずつ加算。ダウンタウンからマイアミ空港までは約20ドルにチップ15%。所要時間は約20分。夜間・休日の割増はなし。(1ドル=約103円、2004年11月末日現在) |
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