この記事は2005年9月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。

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禁煙は時代のマナー
 健康増進法の施行によって公共施設での禁煙化が進んでいます。
 名古屋市では今年3月から「路上禁煙地区」として名古屋駅、栄、金山、藤が丘が指定され、路上での喫煙が禁止されました。学校の敷地内での喫煙は、もう昨年4月から実施されています。
 公共の乗り物でもすでに飛行機が10割、列車は7割が禁煙車になりました。
禁煙車38台を導入
 名タクではこういう時代の要請を受け、今年3月から、禁煙車を30台導入しました。名古屋市内の名鉄タクシーグループでは38台にのぼります。乗務員が車内で喫煙することは以前から禁止してきましたが、禁煙車はお客さまも完全禁煙。「吸ってもいいですか?」と言うお客さまは、お断りできることになっています。
 禁煙車の目印は、屋根の上にある禁煙マークのあんどんと、ドアステッカー。流しでも走っていますし、配車センターにご注文のおりに、「禁煙車を」とご指定いただくこともできます。




新車だからにおわない
 この禁煙タクシー、お客さまの反響はまずまず。タバコ嫌いの方にとって一番いやなのが、受動喫煙よりもむしろあのしみ込んだニオイと空気の汚れ感でしょう。
 でも名タクの禁煙車はすべて新車で、内装にニオイは一切しみ込んでいません。ですから「嫌なニオイがしない」「空気がクリーンな感じがする」と歓迎する方がほとんどです。
 反対に愛煙家の方からは、「(禁煙タクシーでなければ)いちいち運転手さんに聞かなくてもいいので、吸いやすくなった」というお声もありました。気を使っていただいていたのですね。
ちょっと「禁煙タイム」
 名タクではお客さまのお声を聞きながら、今後も禁煙タクシーを増車していく考えです。
 タクシーに乗る時間はほとんどの場合、数十分。愛煙家の方も健康のための「禁煙タイム」と位置づけ、禁煙タクシーをせいぜいご利用ください。



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