この記事は2006年6月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。

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 「自動車の育ての親」といわれるヘンリー・フォードが、アメリカで1908年(明治41年)に開発したT型フォード。軽量、強力、廉価を武器に量産化され、名古屋タクシー自動車(名タクの前身)はもちろん、日本のタクシー会社の草創期に大活躍した。
 吹き抜けになった運転席のフロントには、右に「名タク」、左に「あき車」と表示してある。(上写真)
 なお、長久手町にあるトヨタ博物館には、3台の「フォードモデルT」が展示されている。1909年、1927年、1934年のもので、変遷の向こうから時代の息吹が聞こえてくるようだ。


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