この記事は2007年12月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。

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 中区栄のど真ん中を走る名タク車。向こうに見えるのは当時のオリエンタル中村百貨店(現名古屋三越)です。「X・mas」の文字や装飾は、昔も今も変わらない年末の風物詩。人出も多かったことでしょう。

 この年から2〜3年かけて名鉄系のタクシーは、杉本憲吉画伯のデザインにより、ボディーカラーを統一。おなじみエメラルドグリーンとアイボリーホワイトのツートンカラーになっていきました。写真はその直前の車両といえるものです。

 昭和39年は、東海道新幹線が開業し、東京と新大阪間を「ひかり」が4時間で結ぶようになった年。また東京オリンピックに日本中が沸いた年でもあります。

 当時のタクシー運賃は初乗り1.8キロまでが90円、コーヒー1杯は70円弱でした。



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